ピロリ菌についてまとめてみた
消化器学会サイトのピロリ菌QアンドAはわかりやすいけど長いので、必要なところだけ抜き出してみた。
ピロリ検査の適応:内視鏡検査で所見がある人。6種類の検査のうち、2種類までは測定可能(偽陰性の場合があるため)
除菌の適応:6ヶ月内の内視鏡検査で所見があり、その後ピロリ感染が確認された場合(同日でもOK)。内視鏡検査は他院でも可能だが、施行日と所見はカルテに書いておく。
除菌の薬:
1次除菌(クラリス)
ランサップ、ラベキュア、ボノサップ(順にタケプロン、パリエット、タケキャブ)
2次除菌(メトロニダゾール)
ランピオン、ラベファイン、ボノビオン
除菌効果判定:尿素呼気・便中抗原がおすすめ。判定前はPPI2週間休薬すること。