内科外来メモ(自分用)

自信を持って一般外来をするための自分メモ。→2022.4.クソ上司の愚痴。いざとなったら証拠になるように

ピロリ菌についてまとめてみた

消化器学会サイトのピロリ菌QアンドAはわかりやすいけど長いので、必要なところだけ抜き出してみた。

 

ピロリ検査の適応:内視鏡検査で所見がある人。6種類の検査のうち、2種類までは測定可能(偽陰性の場合があるため)

 

除菌の適応:6ヶ月内の内視鏡検査で所見があり、その後ピロリ感染が確認された場合(同日でもOK)。内視鏡検査は他院でも可能だが、施行日と所見はカルテに書いておく。

 

除菌の薬:

1次除菌(クラリス)

ランサップ、ラベキュア、ボノサップ(順にタケプロンパリエット、タケキャブ)

2次除菌(メトロニダゾール)

ランピオン、ラベファイン、ボノビオン

 

除菌効果判定:尿素呼気・便中抗原がおすすめ。判定前はPPI2週間休薬すること。